電動アシスト自転車の上手な選び方

ヤマハの電動アシスト自転車

 

ヤマハ発動機株式会社は、静岡県磐田市に本社がある主にオートバイを中心とした乗りものを製造するメーカーですが、1993年に世界初となる電動ハイブリッド自転車・PASを発売したということで、パイオニア的な存在となっています。ちなみに最近の法令基準改正によってPASもこれまでより力の負担がかなり軽減されています。時速10kmまでは、こぐ力とアシスト力の比率が最大1:2であり、時速10kmを超えると、スピードが出過ぎないようにアシスト力は制限され、時速24kmを超えるとアシスト力はゼロになります。

 

通常自転車は20km出せれば充分なので、これはかなり価値感がアップしたということになるでしょう。他にもPASにはかしこい機能が満載で、独自のアシスト制御機能S.P.E.C.はその特徴のひとつです。これはPASのアシスト性能を最大限に発揮するアシスト制御機能のことで、アシスト力の強さが異なる6段階のバリーションが用意されています。

 

又、オートエコモードプラス機能は発進や上り坂はアシストを強く、平坦路や下り坂では自動的にアシストを弱めたり切ったりすることができます。これで走行状況に合わせてアシスト力を繊細にコントロールできるので、バッテリーの電力消費を抑えて走行距離もアップします。

 

PASのバッテリーは高性能のリチウムイオンバッテリーなので、大容量なのに軽量・コンパクトで耐久性にも優れています。定番モデルは「リチウムS」で 104,800円です。これは 26型と24型があり、アシストレベル3で オートエコ3モード仕様となっています。アシストレベル5なのは「リチウムLスーパー」で132,800円です。26型と24型があり、オートエコ3モードで、27型のCIYY-Sも同価格です。他にもスポーティータイプがあり、これには8速やフロントディスクブレーキが装備されています。